

振袖でハタチのセレモニーを終えたら、次は卒業式の準備も早めにスタートして。
学生生活の記念に、ラストはおしゃれな“袴スタイル”で決めたい☆
振袖を活用したコーディネートなら、長いたもとを生かしたスタイルができます。
ハタチの雰囲気とはガラッと変えた、新しいイメージをめざしましょう。
二尺袖のきものを使ったキュートな袴スタイルも大人気です。
袴とのカラーリングは、いろんな組み合わせを検討してみるのがGOOD!
自分なりのベストのコーディネートを追求して、
心に残る卒業式を迎えましょう。
人気色の振袖と袴を組み合わせたスタイリング例をご紹介します。
クラシカルな色合わせも、振袖の柄行でぐっとオリジナリティがアップ。

振袖に描かれたきらびやかな吉祥柄と、鮮やかな色の袴がお互いを引き立て合った
ベストバランスのコーディネートです。

知性と華やぎを纏う、上級クラシカル配色
かわいさとインテリジェンスが絶妙にMIXされた、グリーンの振袖と濃紺の袴の組み合わせ。深みのある落ち着いた色合わせが、大人っぽく上品な印象を演出します。長いたもとが揺れるたび、レトロな古典柄が華やぎを添えて、おしゃれ度もアップ。
A:振袖の豪華さとのバランスを考えて、半幅帯は袴とコントラストが強い色をセレクト。たもとや顔周りのポイントカラーを選べば失敗なし。
B:半幅帯の赤に合わせて小物やメイクにも華やかさをプラス。草履の鼻緒やリップの色もリンクさせると洗練された印象に。
C:品よくまとめるなら足元は草履がベスト。鼻緒の柄がくっきりしているものを選べば、コーデ全体が引き締まります。


ヘアスタイルは毛先を強めに巻き、弾むように高い位置のポニーテールに。リボンや小花のヘアカチューシャがキュート。前髪は自然にカールさせて流し、エアリー感を出して。ハタチのセレモニーとはひと味違う、遊び心のあるスタイルで差をつけて。
お気に入りの振袖、ガラッとイメージを変えて着こなそう
着用振袖:No.3117

晴れやかで清楚な色づかい、
王道のパーフェクトバランス
赤のクラシカルな振袖を、さわやかで前向きなイメージの黄緑でコーディネート。門出にふさわしい明るさと、和の趣も感じられるカラーリングです。振袖に施された金彩や豪華な柄行が、シンプルな袴姿で一層際立ちます。
D:振袖と袴のどちらの色にも合わせやすいアイボリーの半幅帯。振袖のコーディネートよりもさわやかな雰囲気にできます。
E:袴のリボンにあしらわれた小花が、振袖の紋様と絶妙にリンク。コーデに統一感が生まれ、愛らしさもアップします。
F:編み上げのブーツでレトロな袴スタイルに。ヒールは履き慣れた高さのものがベター。歩きやすさも忘れずに。


ヘアアレンジは編み込みをネジったタイトなポニーテール。髪飾りは大人色でまとめて紐などをアクセントに。前髪は軽く下ろし、顔周りのおくれ毛とのバランスをとって。前髪やおくれ毛は、少しウェットな質感にするのも忘れずに。
お気に入りの振袖、ガラッとイメージを変えて着こなそう
着用振袖:No.3118



二尺袖は振袖の一種で、袖丈が二尺(約76センチ)のものを指します。
一般的な振袖は袖丈が約114センチなので、二尺袖はそれよりも短く、小振袖とも呼ばれます。
振袖より動きやすくアクティブな印象で、トレンド感のあるデザインも多く、おしゃれ女子必見です!

無地タイプの二尺袖で学生らしくおしゃれに
柄が入っていない着物と袴の組み合わせは、シンプルで好感度大。レトロな女学生の雰囲気になりあす。その中でも、色が片身違いのデザインやボリュームのあるフリル付きの二尺袖を選べば、こだわりが光ります。
G:片身替わりの色使いが目を引く二尺袖。重ね衿やアクセサリーの大粒パールをと相性GOOD!程よくドレッシーな印象に。
H:ノーブルなイメージの濃い色の袴。プリーツ部分のアクセントカラーが縦長シルエットを強調し、スタイルアップして見えます。
I:フリルが華やかな二尺袖はホワイトをセレクト。レトロカラーの袴を合わせれば、和装ならではの美しいセレモニースタイルにが完成。

こなれた魅力が魅力、ラテベージュのワントーン
流行の最先端というより、自分のセンスをしっかり表現している。そんなオトナの意思を感じるワントーンのコーディネート。二尺袖なら軽やかに演出できます。ラテベージュの袴をベースに、ポイントカラーを絞って全身をまとめて。
J:クラシカルなベージュの袴に、白い刺繍がさわやか。リボンにはレースのあしらいもあり、ディテールへのこだわりが感じられます。
K:二尺袖の絵柄は品と女性らしさを兼ね揃えた花丸紋。リズムのあるデザインなので、ワントーンコーデが重たくならずおしゃれ見え。
L:半幅帯の上に同系色のフリルを仕込んで、さりげなく華を添えて。編み上げのブーツも二尺袖のベースカラーと統一して、トータルコーデが完成。
新たな門出に、自身が納得の“袴スタイル”を
卒業という人生の節目を、袴というファッションでエンジョイすると、特別な思い出になります。お世話になった人への感謝、これから歩む道の希望も込めて、袴を選んでみましょう。二十歳のセレモニーで振袖を選ぶのと同じく、自分らしさとは何か、どんな女性になりたいかを考えるきっかけになります。
鏡で見た自分の姿が、鮮やかに心に刻まれ、未来へ踏み出す勇気をくれる。素敵な袴スタイルで迎えるあなたの卒業式が、笑顔と感動に包まれた一日になりますように。